「寝たくても寝られない、、」「寝られても、途中で起きてしまう、、」と言った睡眠に関するお悩みを持たれている人もいますよね。
また、寝られているけど、睡眠の質が悪いと感じている人も多いと思います。
今回は、そんな睡眠の質を良くいしたい方のための筋膜リリースをご紹介します。
首こり、肩こりを緩和して、睡眠の質をあげよう!
まず、睡眠の悩みを抱えている人の特徴として、首こり、肩こりの症状があります。
そんな人は、ベットに仰向けになって寝ていても、力が抜けません。
肩が前に入り込むことが多く、床のほうに力を抜いて身体を預けることができません。
ご本人は寝ているつもりでも、身体が力んでいるのでリラックスできないのですね。それでは、神経系は穏やかになってくれず、睡眠の質が良いとは言えません。
睡眠の質を良くするためにも、肩から首にかけて緩めておきましょう。
首こり、肩こり解消のためのリリース(1)
まず、首のストレッチから。
首を、右にゆっくり傾けていきます。その時に、右の手を軽く頭に添えて、腕の重みだけで(腕で引っ張るのではなく)ゆっくり首を右に傾けていきます。
今度は、首を右のやや前側に倒して、ゆっくり伸びを感じます。(首の後ろ側の伸びを感じます)
同じように、首を左側にも倒してゆっくり伸ばしていきます。
(この首のストレッチは、一般的ですね)
鎖骨周りの筋膜リリースで更に伸びを感じる!
ここで、鎖骨周りの筋膜をリリースしていきます。
右の鎖骨の下に、反対の手(左手)をクロスするように置きます。
ちょうど手の手根を押し当てて、垂直圧をかけていきます。
(筋膜の捉え方は、こちらを参考になさってください)
軽く押し当てて止まったところで、肩先に向かってゆっくり筋膜が伸びるのを感じます。
右の肩先が、外側に向かって少し広がるのを感じられるでしょう!
首こり、肩こりの症状がある人は、たいがい肩が前のほうに入ってしまっています。
(肩が前に入り込んでいるかどうかは、肩先の位置で確認してみると良いでしょう)
鎖骨周りの筋膜を外側にリリースすることによって、前側に入り込んでいた肩を本来の位置に戻しているのです。
首こり、肩こり解消のためのリリースを更に深く!(2)
肩先の位置を外側に開いたところで、再度、先ほどの「首こり、肩こり解消のためのリリース(1)」をやってみてください。
さらに、肩から首が伸びるのを感じられませんか?
肩先が前に張り込んだ状態で、上記のリリース(ストレッチ)をする時と、伸ばされる箇所が違うのを感じてみてください。
今度は、仰向けになって横になります。
首こりの筋膜リリースは、ボールに乗るだけ!
ヨガマットやバスタオルなどの上に、仰向けになって横になります。
いつものように、半分空気を抜いたヨガボールを使います。
そのヨガボールを、ちょうど首の後ろ側に入れます。
(この時、首のカーブに添わせるような状態でボールで支えます。)
アゴに力が入ったり、アゴを引いた入りすると首が緊張します。
この時のポイントは、アゴに力が入らないよう、どちらかといえば、アゴを少し上げるようにして、ボールに首を預けると良いです。
首が優しくストレッチされるのを感じましょう!
いわゆるストレートネック(スマホ首)の人には、お勧めのリリース方法です。
また、普段から(肩が前に入り込んでいない)肩先の位置に注意して過ごしてみると、首こり、肩こりで悩むことも少なくなり、睡眠の質も良くなっていきます。
ぜひ、日々の習慣にしてみてくださいね!
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