児玉です。
今回は、くびれ作りのための筋膜リリースをご紹介します。
お腹周りは、いつになっても気になりますよね。
特に40歳過ぎから更年期にかけて、ホルモンの影響なのかお腹周りが何となくモッタリしてきていませんか?
今回は、開き直るにはまだ早い?! クビれ作りのための筋膜リリースをご紹介します。
くびれを作る土台づくりの”筋膜リリース”
お腹周りをスッキリさせたいのであれば、①腸内環境をと整える、②姿勢 だと思っています。
腸内環境が整っていくうちに、便の量が増えて、お腹周りもスッキリします。
今まで、食べていたモノは、いったい何処に行っていたのだろう?と不思議になるくらいです(笑)
これについては、別の機会にとりあげますね。
次に、大事なのは姿勢。ぽっこりお腹は、姿勢が大きく関わるとされています。
今回ご紹介する、くびれ作りの筋膜リリースは、マイナス10歳の美しい姿勢を目指す上でも大事です。
テレビを見ながらでも出来ますので、良かったらやってみてくださいね。
筋膜リリース①:お腹のコリをとる
施術をしていると、お腹が固く、冷えを感じる人がいます。
椅子に座りっぱなしで、背中が丸くなっているとお腹の筋膜も縮みやすく固くなってしまいます。
反対に、良かれと思って行っている、筋トレ(腹筋)でお腹を固くしている人もいます。
たいがい固くなっているのは、外側の筋肉(腹直筋)ですが、あまり腹直筋を鍛えると、内側(インナー)の筋肉が縮んでしまいます。
くびれを作るためには、お腹を縦に長くしていきたいです。
そのため、固くなったお腹(外側の筋肉)を緩めていく必要があります。
具体的には、いつものように、半分空気を抜いたヨガボールを、お腹に当てます。(その時の体勢は、うつぶせです)
ヨガボールを当てる場所は、次の6カ所(青のまるで囲んだ部分)をイメージすると良いでしょう。
最初は、左右のどちらかを選び、下のほうから上に、ボールをづらしていきます。
体勢はうつ伏せ、ボールをお腹で押しつぶすような感じです。
いつものように、全身の力を抜いて、全体重をかけるような要領で、ボールを押しつぶします。
呼吸をゆったりと行い、特に「ふ〜」と力を抜きながら吐きます。呼吸をするたびに、ボールから押し戻される圧を感じるでしょうか?
押し戻される圧の強さが強すぎると感じる場合は。ヨガボールの空気をさらに抜いてみてください。
ここでも。ボールを当てて40秒から50秒、同じ大勢でキープします。
ボールをコロコロ転がすのではなく、同じ場所にボールを置いて、ゆっくり呼吸することで、深部までマッサージされていきます。
腸が刺激されるのを感じる方もいるでしょう。便通改善にも効果が期待できますよ!
上記の腹筋の図、丸が6つありますが、ボールをずらしながら6箇所全てにやってみてください。
筋膜リリース②:腰部のコリをとる
今度は、腰のコリを取っていきます。反り腰になっていると、腰部の筋膜も縮みやすいです。
腰部(胸腰筋腱膜、きょうようけんまく)はそもそも固くなりやすい部分なので、筋膜をリリースするようなアプローチは向いています。
今からご紹介する筋膜リリースは、とても気持ちが良いので、是非やってみてくださいね!
まず、仰向けに寝て、下の写真のように膝を抱えます。
今回も、半分空気を抜いたヨガボールを使い、ちょうどウエストライン(腰)にあてます(下の写真、赤まる)(ボールを潰す感じで!)。
ボールを押しつぶしながら、ゆっくり膝を両手でひきます。
たったこれだけの動作ですが、腰部(胸腰筋腱膜)が伸びるのを感じるでしょう。
これも、ゆっくり40秒から50秒かけてリリースしてください。
筋膜リリース③:腰部をひねる
上記(筋膜リリース②)の変形バージョンです。
筋膜リリース②で行ったように、仰向けで膝を抱えたら、今度は、膝を左方向(右方向)にツイストします。
腹筋群は、斜めに走行している筋肉もあるため、ひねりを加えることで、さらに他の腹筋群がリリースされます。
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